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会場風景と感想:「帰ってきた! 福岡と釜山、往来する演劇とアート」トーク 6/19金

6/19にイムズ4Fソリッド&リキッドで開催された「帰ってきた!福岡と釜山、往来する演劇とアート」会場の様子です。

*データ詳細は前の記事及びグレコローマンスタイルHPを参照
https://watagatainfo.wordpress.com/2015/06/02/0619talkatims4f/
http://www.grecoromanstyle.com/hanaro/pg290.html

福岡から3人、MC1人
左から 酒瀬川真世/田中千智/山下晶 ※一番左 MC ふじわらたけひろ
(スーパーバイザーとして宮本が待機)
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釜山から4人(うち1人は東京から)、通訳1人(途中から1人追加)
右から)キム・ヒジン/キム・セイル/ヤン・ヒョユン/カン・ウォンジェ、通訳 中塚絵美子
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酒瀬川真世さんは劇団に所属していないフリーの俳優、キムセイルさんのワークショップに参加した。
田中千智さんはWATAGATAやplan-coなどで釜山にレジデンスをしたりダンスの舞台美術にかかわったりしている。
山下晶さんはWATAGATAでの演劇交流、ことしはhanaro projectで福岡釜山双方で上演。
キム・ヒジンさん、釜山のアート拠点TOTATOGAディレクター、WATAGATAのディレクターでもある、美術だけでなく演劇、ダンスへの広がり。
キム・セイルさん、釜山出身、東京拠点として活動していたが、福岡と釜山の演劇交流を10年前から構想してる。hanaro projectの中心人物。
ヤン・ヒョユンさん、釜山の演劇製作所ドンニョクの演出担当。2015年hanaro projectへの意気込み。
カン・ウォンジェさん、釜山のチョンチュンナビアートホール代表。hanaro projectの会場となる。

釜山は大学で演劇を教えるところが6ヶ所、韓国全体で60ヶ所ある。釜山4人は同じ大学の先輩後輩。でも釜山でも演劇は親から反対される職業だし、演劇のなかでも商業的なものと小劇場的なものの違いはある。

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福岡と釜山、というか、日本と韓国の、演劇をとりまく事情の差ということも語られたが、田中さんが指摘していた違うジャンルの表現をしていた芸術家にたいして「それはできない」というかどうか、という観点は大切だと思う。

いままでやっていなかったこと、できなかったこと、できないと思っていたことが可能になるから、福岡と釜山の交流は面白いのだと思う。

しばしば、交流という言葉が安易だと、アーティストたちが言う。国外との関係を問わなくても、アーティストたちはどこでも異文化のなかで生活しているようなものかもしれない。

WATAGATAが福岡と釜山のやりとりを続けてきたのは、作家同士が出会うこと、それぞれの制作環境を体験すること、一緒に現場を立ち上げてみること、そういったことから新しい芸術表現が出てくるのではないかという期待がベースにある。それを思い出して、それが実りつつあることを感じたトークの会だった。

(ちなみに交流ということばは、使い古されているので、わたしもなるだけ使いたくはないが、企画書や趣旨文には説明上入れることもある)

さまざまなジャンル、場所から来てくださった会場のみなさん、登壇されたゲストのみなさん、MCの ふじわら たけひろ さん、そして主催されたグレコローマンスタイルの山下晶さん、ありがとうございました。hanaro project 楽しみです(しかし別府のOPENINGと会期が重なっている)

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